「ないと生きていけない」…物価高で延びる生活困窮者の列 都庁前の食品配布に初の600人超え

都内のアパートに住む無職の男性(48)は「ガス代も電気代も払うのがつらい。今年は物価高でとくにそう感じる」。統合失調症と診断され、約10年前から生活保護を受けている。
光熱費や携帯代、家賃を差し引くと4万4000円しか残らない。衣類を買う余裕もなく、着ていたジャンパーはこの日の朝、別の支援会場でもらったばかりだ。
昨年末から食事の回数も1日2回に減らした。「ここでの配布がないと生きていけない」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/212395