2019年、さいたま市の集合住宅で妹とおいを包丁などで刺し殺害したなどの罪に問われた男の裁判で、さいたま地裁は、無期懲役の判決を言い渡しました。

安保友佐被告は2019年、さいたま市の集合住宅で、同居していた妹の王子さん(当時24)とおいの大翔くん(当時3)を包丁などで刺し、殺害した罪などに問われています。これまでの裁判で弁護側は、安保被告が妄想性障害の圧倒的な影響を受け心神喪失の状態だったとして無罪を主張していました。

7日の判決で、さいたま地裁は「精神障害の影響は否定できないが、自発的な判断で犯行を決意した」とした上で、「極めて残忍かつ残虐な犯行で、若い命が無残に奪われた結果は重大というほかない」などとして無期懲役の判決を言い渡しました。

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