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 第35期竜王戦七番勝負第4局で対戦する藤井聡太竜王と広瀬章人八段は、検分のあと個別のインタビューに応じました。

 藤井竜王は「第3局のあと対局が続きましたが、本局に向けて調整はできたと思います。移動が多いのは慣れていますし、今日は京都から福知山まで、初めて乗る電車で楽しく来ることができました。ここまでの3局は、広瀬八段にペースを握られてしまう展開が続いているので、そこを修正していければ。これまでの反省を踏まえて、第4局では一手一手しっかり考えて、よい内容の将棋にしたい」と回答。

 一方、広瀬八段は「第3局は、2日目の午前中まで形勢がよい感触があったのですが、そこからが不甲斐ない内容で、自分の中では痛い敗戦でした。いまは開き直って前向きに、自分のやるべきことをしっかりやって、熱戦をお見せできればと思います。福知山城の対局場も4年前から、さらによくリニューアルしてくださってありがたい。今回の将棋めしもメニューが豊富で、迷いに迷って決めました」と答えました。

 七番勝負第4局は8日、9日の2日間にわたって行われます。(夏芽)

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