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イオンモール土岐がオープン、東濃初 社長「渋滞対策が最大テーマ」

岐阜県土岐市土岐津町の「イオンモール土岐」が7日、グランドオープンした。大垣、各務原に続いて県内3店目のイオンモールで、スーパーなどを合わせたイオングループでも東濃地方へは初出店となる。商圏人口は車で30分圏内の約35万人を想定し、年間約650万人の来客を見込む。

 午前9時、イオンモール(千葉市)の岩村康次社長らがテープカットし、約2千人の買い物客が入店した。岩村社長は記者会見で、「テラス席など快適な空間づくりをめざした。渋滞対策は最大テーマとして取り組む」と話した。近隣住民に案内した4〜6日のソフトオープンには、約7万5千人が訪れたが、深刻な渋滞はなかったという。

 東濃が拠点のバロー・グループについては、岩村社長は「この地域にない施設を作った。競合意識はない」と話した。一方で、東濃地方にはない映画館の併設は、検討したが導入に至らなかったという。

 東濃鉄道は、イオンモール土岐とJR土岐市駅、多治見駅とを結ぶ東鉄バスの運行を始めた。