「海が変わった……」9年で10分の1に減った函館の名物。水産業復活の「鍵」は“爆発的”にとれ始めた魚
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11/7(月) 11:43配信
BuzzFeed Japan

黄色いケースに入った「いけすイカ」(函館市水産物地方卸売市場にて)

「カンカンカンカンカン」。午前5時半。冷たい風が吹き込む函館市水産物地方卸売市場。競りの開始を知らせる鈴の音が鳴り響いた。仲卸業者らが目を光らせる先には、いけすで生きたまま水揚げされたイカ。漁場と市場が非常に近い函館特有の水揚げ法で、鮮度が抜群に良い。競り落とそうと、業者らは「おう!」「へい!」と太い声を出す。市場は熱気に包まれているように見える。しかし多くの関係者は「以前の勢いはこんなものじゃなかった」と口をそろえた。函館のイカを巡り近年、重大な異変が起きている。漁獲量が激減しているのだ。この9年で、10分の1に減った。【BuzzFeed Japan / 相本啓太】

https://news.yahoo.co.jp/articles/357df5d49c5789eb30be04aba796b2ff212a2f34