8日投開票の米中間選挙では、約12の州知事選で接戦が予想され、その結果は人工妊娠中絶や投票権、銃規制などの問題に大きな影響を与える見通しだ。

中間選挙は通常、連邦議会の主導権争いが最大の焦点となり、州レベルの選挙は注目度が比較的低くなりがちだが、今回はその影響の大きさから関心が高く、資金も多く集まった。

民主党はペンシルベニア、ウィスコンシン、ミシガン各州で知事の維持を目指す。共和党が支配する3州の議会が中絶の権利や投票権を制限する法案を可決した場合に、拒否権を行使するためだ。


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