■維新は「全国政党」に脱皮できるか 統一地方選、大きな試金石

維新は全国政党化に向けて地方の基盤を強化するため、統一地方選を足がかりとしたい考えだ。馬場氏は、党所属の地方議員約400人を統一地方選で約600人に増やす目標を掲げた。達成できなければ、「責任を取り、新しい方に新しい道を探していただく」と辞任する考えまで示し、退路を断った。

 実現に向け、維新は候補者の発掘を急ぐ。600人達成のために「900人から1000人の擁立をしたい」(藤田文武幹事長)とし、出馬を希望する人向けのオンライン説明会などにも着手した。

 ただ、擁立数は「まだ半分もいっていない」(藤田氏)のが現状で、党内には「600人は相当厳しい。並大抵のやり方では達成できない」との悲観論も出ている。馬場氏周辺は「まずは馬場代表を全国的に知ってもらわないといけない。キャラバンを含め、露出を増やしていく」と意欲を見せた。

https://mainichi.jp/articles/20221105/k00/00m/010/250000c

馬場
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