犬を棒で突くなどの虐待をしたとして、神奈川県警藤沢北署は9日、神奈川県藤沢市石川5の動物保護団体代表、河合弘容疑者（59）を動物愛護法違反の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は2022年4～5月ごろ、藤沢市内の動物管理施設で、しば犬と雑種大型犬の2頭に対し計3回、棒で突いたり平手で殴ったりするなどの暴行を加え、虐待したとしている。河合容疑者は「暴行したことに間違いないが、犬の問題行動を直すための体罰だった」と容疑を一部否認している。
7月に県動物愛護センターなどから複数の告発を受けた藤沢北署が捜査をしていた。
河合容疑者が代表を務める動物保護団体のホームページは、活動目的に「問題犬を率先して保護し、矯正トレーニングをして新しい飼い主に送り出す」と説明している。【鈴木悟】
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