米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は9日、米中間選挙で、2020年米大統領選の結果を疑問視する
共和党の「選挙否定論者」の当選者が200人近くに上っていると報じた。

共和党で20年大統領選の否定が主流な考え方となっている兆候だと指摘している。

共和党内には、バイデン大統領がトランプ前大統領に勝利した20年大統領選で不正があり、
本当はトランプ氏が勝っていたという見方を示す人が少なくない。

同紙によると、今回の中間選挙では、こうした人たちが上下両院や州の公職に370人以上立候補し、半数以上が当選した。
内訳は、下院で百数十人、上院では十数人、州知事や選挙の実務を担う州務長官などに二十数人。
同紙は、この結果により、24年次期大統領選で混乱が生じる恐れがあるとみている

https://www.yomiuri.co.jp/world/20221110-OYT1T50225/