具体的な理由は分からんが妻と別居していて、孤独に苦しんでいた模様




 そんな村田だが、近年は孤独な生活を送っていたようだ。近隣住民が語る。

「息子さんも娘さんも独立され、奥さんの姿もここ何年も全く見かけません」

 自治会からも退会し、世田谷区内の高級住宅街にたたずむ延べ床面積160平米の豪邸に、村田はひとりで暮らしているという。


本人を直撃すると「涙が出るくらい、いろんな思いもあってね」

 事件の背景には孤独と寂寥があったのか。
釈放翌日、愛車でガレージから出てきた村田を直撃した。
年季の入った左ハンドルのベンツを運転する村田。
記者が近づくと窓を開けた。
ジャージ姿で、目を合わせないようにしながらボソボソと話す姿には憔悴が滲む。

「捜査中だから何も答えられない。
今回、先輩方とか後輩とか、いろんなところからメールが来て、涙が出るくらい、いろんな思いもあってね。ご勘弁下さい」

――奥様とは離れて?

「歳も歳ですから。介護の問題とか色々あるしね」

 また少年たちを指導する日は来るか。村田の座右の銘は「人生先発完投」だ。
https://bunshun.jp/articles/-/57994?device=smartphone&page=2