梨康弘法相は11日の閣議後会見で、死刑執行を命じる法相を「地味な役職」などとした9日の発言をめぐり、過去にも同僚議員の政治資金パーティーや自身の地元の会合で複数回、同様の発言していたと明らかにした。葉梨氏は「不愉快な思いをさせた。これら発言全てについて、謝罪して撤回する」と述べた。

 葉梨氏は、進退については「至らなさをしっかり反省し、法務行政に対する信頼回復に全力を尽くす」と辞任を否定した。今後の死刑執行への影響は「慎重かつ厳正に対応するという今までの仕方をしっかり踏襲していくことになると思う」と述べた。
https://www.asahi.com/sp/articles/ASQCC3G2DQCCUTIL00V.html