他人が出品したメダカの画像をオークションサイトに無断掲載したとして、大阪府警門真署は10日、自営業の男性(28)=愛知県阿久比(あぐい)町=を著作権法違反(公衆送信権の侵害)の疑いで書類送検した。

 男性はメダカの卵を出品する愛好家で「他人のきれいな画像を使い、なりすまして出品すれば売れると思った。100万円を稼いだ」と容疑を認めているという。

 送検容疑は2021年10月~22年2月、女性会社員(26)がオークションサイトに出品していたメダカの画像を無断で使い、著作権を侵害したとされる。

 門真署によると、女性は自身で交配させた稚魚を「炎姫(ほむらひめ)」と名付けて出品。赤い尾ひれが特徴で、1匹数万円で取引されていた。これに着目した男性は21年夏から炎姫の画像を使い始めたという。女性が署に相談して発覚した。【横見知佳】

https://mainichi.jp/articles/20221110/k00/00m/040/306000c