https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2211/11/news075.html
「一家に1台プロジェクター」の時代は来る? 普及しそうでしないワケ
一般家庭においては、一時期プロジェクター普及に有望なタイミングはあった。ソニーが2011年から、ビデオカメラの液晶モニター部分に小型プロジェクターを付け、撮影した映像を投影できる「HDR-PJ」シリーズを商品化し、ヒット商品となった。
PJシリーズの功績は、それまでどこかにスクリーンを張るか、白い壁が必要だと思われていたプロジェクターの投影先に、「天井」というスペースを発掘したことである。和室の天井は木目柄だったりするが、洋室なら大抵は白い壁紙が張ってある。真ん中にシーリングライトがあったとしても、天井の半分ぐらいの面積が使える。手狭な日本家屋の中で、6畳間なら横2.4m縦1.3mほどの投影スペースを見つけ出したのは大きい。