>「便秘の患者さんに多いのですが、排便前に浣腸効果を狙って刺激を与える目的で利用し、さらに排便後に再使用する方がいらっしゃいます。長い時間洗うほど直腸に水が入りやすくなるので、推奨できない使用法です。
> 肛門を洗う際には“噴射させるポイント”と“強度”に注意しましょう。排便後、肛門の内側になるべく温水を入れないよう意識して、外側にあてる感覚でチョロチョロと洗ってサッとふき取る。強さも一番弱い水圧で5秒以内に抑える。それだけでも十分に肛門を清潔に保つことができます」(角田医師)