トイレットペーパーやティッシュ、再び値上げ 大手3社が相次ぎ発表

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 トイレットペーパーなどの家庭用紙製品を製造する大手3社が、原燃料価格の高騰や円安を理由に、相次いで今春以降2回目となる値上げを発表した。

 家庭紙最大手で「エリエール」を展開する大王製紙は11日、家庭用・業務用のトイレットペーパーやティッシュ、キッチンタオルなどの全約200種類を来年1月21日出荷分から20%以上値上げすると発表した。
今年1月にも3月出荷分からの15%以上の値上げを発表していた。

 これに続く形で、14日には他2社も全品の値上げを発表。「クリネックス」「スコッティ」の日本製紙クレシアは、来年2月1日出荷分から15%以上値上げする。「ネピア」の王子ネピアも来年1月21日出荷分から20%以上値上げする。値上げはそれぞれ、4月出荷分、10月出荷分以来となる。

 各社とも、パルプなどの原材…

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