16日にかけ、関東甲信の標高の高い地域では、雪が降ると予想されています。

 一方、北の海には異変が訪れていました。水面に光を当てると、跳びはねる大量の魚の群れ。ここは北海道北部、雄武漁港。別の場所にもライトをかざすと…。これ、サンマの群れだというんです。

 別の漁港ではサンマのうわさを聞き付け、集まる釣り人たち。地元の漁業組合によると、ここまでサンマが出てくることは非常に珍しいことだといいます。

 それにしても釣り上げてから、たったの15秒ほどでまさに入れ食い状態。

 なかには2時間でおよそ200匹を釣り上げるツワモノも。

 釣りたての活きのいいサンマを刺身にして楽しむ人もいました。

 午後4時です。だんだんと暗くなってきた網走港です。人が集まっています。皆さん一定間隔で釣り糸を海にたらしています。

 狙いは、やはり…。

 釣り人:「狙い?サンマ」「サンマで来ている」「サンマ」「(Q.サンマ入っている。これはどうした?)これ今釣れた」

 なかには光でサンマが集まるように、発電機を持参する人も…。

 釣り人:「(明かりで)魚が集まってくる。これはセラミックヒーター。これは温めるやつ」「(Q.缶コーヒー)飲み物とか」「(Q.身体が冷えるから?)そうです」「(Q.かなりの長期戦を予想?)長期戦じゃない、今晩が勝負」「(Q.どれぐらい釣ろうと思っている?)100)」

 釣具屋ブルーマリンch.西川健太さん:「しびれましたね。もう最高。平日でも(釣り人は)100人単位でお祭り状態。最近では漁師もとれない状況のなか、大量に釣れるのは近年まれにみる状況」

 そうです、うれしい声が上がる一方、素朴な疑問が…。

 そもそもサンマは不漁だったのでは、ということ。ここ10年、サンマの漁獲量は下がる一方でした。

  https://news.livedoor.com/article/detail/23204843/

 しかも、釣れている場所は堤防。