ドラム缶にコンクリ詰め遺体、青森で発見 傷害致死容疑で4人逮捕：朝日新聞デジタル
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愛知県警が今年8月、コンクリート詰めされた遺体の入ったドラム缶を青森県内で発見し、押収していたことが捜査関係者への取材でわかった。遺体は数年前から行方不明になっていた愛知県小牧市内の20代男性で、暴行死したとみられる。県警は16日、事件に関与したとして40代の男ら4人を傷害致死容疑で逮捕した。
捜査関係者によると、今年に入り、「暴行を受けた男性が数年前に死んだ」といった趣旨の情報が県警に寄せられ、捜査を開始。男性の知人だった男らが浮上し、任意で事情を聴いたところ「青森県内に遺棄した」と関与をほのめかしたという。この供述をもとに愛知県警は8月中旬までに青森県弘前市内でドラム缶を発見した。
県警はドラム缶を小牧署に移して解体。中からはコンクリート詰めされた遺体が見つかった。遺体は腐敗が進んでいたという。
司法解剖の結果、遺体は死後数年が経過していることがわかった。県警は遺体の状況から男性は事件に巻き込まれ、遺棄されたと判断。関係者への聴取を進めたところ、「7、8年前に小牧市内で男性は暴行された」などと話したという。（藤牧幸一）
