FTXの日本法人代表 顧客資産の返還目指し「システム開発に着手」

11/19(土) 12:05配信

経営破綻(はたん)した暗号資産(仮想通貨)交換業大手FTXトレーディングの子会社で、
日本で事業展開するFTXジャパンのセス・メラメド代表が19日までに朝日新聞の取材に応じ、
顧客が同社に預けている資産を出金できるように、専用システムの開発に着手していることを明らかにした。

同社は約10万人の顧客から暗号資産と通貨計約190億円分を預かっているが、
システムの問題などで出金できない状態が続いている。入出金や取引はFTX本社のシステムを使っているため、
一連の問題を受けてサービスを止めざるを得なかったという。

FTXは11日、同社や関連の約130社が米連邦破産法11条(チャプター11、日本の民事再生法に相当)の
適用を申請したと発表。取引量で一時世界2位だった同社の破綻は、暗号資産業界で最大とされ、
その影響が懸念されている。(渡辺淳基、友田雄大)

https://news.yahoo.co.jp/articles/2168d3dad8b6edc84e1a906a60752f1d9aa28d06