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群馬県は、不適切な事務処理を行った男性係長など職員2人を今月18日付で、懲戒免職処分にしたと発表しました。
森林保全課の56歳の男性係長は、2017年度から2020年度まで勤務していた吾妻環境森林事務所で、上司の決裁を受けずに公文書19件を作成したほか、公文書の紛失や事務処理の放置などを177件行っていたということです。これにより建設中の上信自動車道の工事が8月17日から中断されるなどの影響が出ていました。なお、当時の上司7人を減給、2人を戒告の処分としています。
また、東部農業事務所の49歳の男性係長は、2018年度から2022年度まで勤務していた畜産試験場で、県費により購入した物品1147個およそ204万円相当を自宅に持ち帰るなどして使用していたものです。
係長は「年度内に予算を使い切るため必要以上に購入し、大量の物品の置き場所に悩んだ」と話しているということです。なお、これに伴い当時の上司6人を戒告処分としています。
県は、再発防止として職員の規律保持について改めて通知し指導徹底を図るほか、内部統制制度の見直しを行うとともに電子申請などデジタル化を進めリスク対策を強化するとしています。
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