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2022/11/19(土) 21:19:48.93ID:Dq/ld2940障害者福祉サービスを所管する札幌市は「不適切な対応があった」として、この民間事業所に文書で業務改善を指導。報告を求めている。
札幌市内に住む女性(44)が被害を訴え、市が調査を進めていた。女性は介護職に就いたこともあったが、
DV(家庭内暴力)などを原因に精神疾患などを患ったため、2020年からこの事業所でパソコン作業などに従事するようになった。
ところが、21年秋以降、職員から「お土産を持ってこないと事業所に入らせない」、「クリスマスプレゼントがほしい」などと要求されるようになったという。
女性は21年11月末に高級品の松阪牛の肉(400グラム、8000円)を購入。
「男性職員に手渡し、『ありがとう』と受け取った。冗談とも思えず、精神的にも経済的にも負担だった」と証言した。女性は22年8月に退所した。
事業所の男性所長は毎日新聞の取材に対し、「『高い肉を買う』と話した女性に、職員が『僕にも買ってこないと利用停止にする』と応じ、問題が生じたようだ。
発言は冗談と受け止められると思ってのことだろうが、さじ加減が難しい」と釈明した。
札幌市は調査内容を公表していないが、肉の受け取りのほか、女性を傷つける不適切な発言や対応があったと認定した模様だ。
所長は「女性に親しみを込めたところもある思うが不適切だった。申し訳ない」と謝罪した。
女性は「利用者の立場は弱く、こういうことがあると社会復帰への第一歩どころではなくなる。被害に遭う人が今後、出てほしくない」と話した。