中国の地方政府が新婚女性に妊娠しているかと電話確認 出生率の向上に躍起
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d8f6a8545e6c9fc4f169159f9bd5cbd3a102d07

 中国の新婚女性が地元の地方政府から
「妊娠していますか」などと電話で尋ねられたというエピソードがSNSに投稿され、
ネットユーザーから数万件のコメントが集まるなど
大きな反応を呼んでいたことが分かった。

「同じような電話を受けた」との書き込みも多く見られたが、
これらの書き込みは数時間後に削除されたという。
中国政府は人口増の必要性を強調しており、
各地方政府に出生率の向上を指示しているとみられる。
ロイター通信が報じた。

 この女性は江蘇省南京市在住で、結婚から1年経った今年10月下旬、
江蘇省・南京市の女性健康サービス当局から突然、電話があり、
「南京市政府は、新婚女性が結婚1年以内に妊娠することを希望しており、
今後、3カ月ごとに電話をします」と告げられたという。

 女性は「妊娠するまで、3カ月ごとにずっと電話がくると思うとぞっとする」
などと中国のSNS「微博(ウェイボー)」にコメントした。