都内で41年ぶり「豚熱」確認、研究施設のイノシシが感染し死ぬ…残る5頭を殺処分

東京都は19日、小平市にある農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の施設で、研究用に飼育されていたイノシシ1頭が家畜伝染病「CSF(豚熱= 豚とん コレラ)」に感染していたと発表した。都内での感染確認は1981年以来、41年ぶりという。

都などによると、17日に別の飼育施設から連れてきたイノシシ6頭のうち1頭が翌18日に死んだ。その後の検査で感染が確認された。残る5頭はいずれも殺処分した。
都内で飼育されている約2300頭の豚はワクチン接種済みで、搬出や移動の制限は行わない。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20221120-OYT1T50136/