新しい悪魔を作り続けなければいけない大人の事情により
異能ラインナップがインフレを起こしている
その歪を、脚本上ご都合な隠し能力で公正するため
「コレジャナイ」感も生まれる

異能系モノにありがちだわな、ヒロアカとかキン肉マンとかまさにそう
そして、その悪魔の発生条件に(漫画的、現実的な)科学的根拠が無いのも問題
「そもそもなんで悪魔とかいんの?」って現実に引き戻されて萎える

例えば、ワンピは悪魔の実という(漫画的な)科学的根拠があるため
その普遍さで没入感を与えて異能がインフレするのを和らげている
「そもそもなんで能力使えるの?」→悪魔の実があるから
みたいに
一方チェンソーマンは
「そもそもなんで悪魔発生すんの、融合できんの」→作者がそういうの好きだから、悪魔ってそういうもんだから、おまえらいろんなの出てきてワチャワチャするの好きだろ
これが萎える要因
設定ではなく作者次第が丸見えなとこが没入感を削いでるんだよ

もちろんワンピもそうだが、チェンソーマンは具体的な根拠、異能発生の要因となる固有名詞が無いんだよな
悪魔、恐怖とかざっくりしすぎなんだよ
もっと悪魔の実とかミノフスキー粒子とか念とかチャクラとか呼吸とか
そういうのだよ