サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は24日、H組の韓国―ウルグアイはスコアレスドローに終わった。両チーム合わせて16本のシュートを放ったが、枠内シュートはゼロ。海外メディアは「今世紀のW杯初」と珍記録を紹介した。

 大会前に顔面を骨折した韓国のエース、ソン・フンミンはプロテクターマスクを着用しながらフル出場。相手DFの徹底マークに遭うなど、無得点に終わった。試合中には激しいチャージを受け、靴を脱げるハプニングも発生。ウルグアイもレアル・マドリードのフェデリコ・バルベルデらが個人技を光らせた。

 FIFAの公式記録ではシュート数がウルグアイ10本、韓国6本。しかし、枠内シュートはともに0本だった。米スポーツ専門局「ESPN」のイギリス版「ESPN UK」のツイッターは「FIFAはウルグアイ―韓国戦で枠内シュートを1本も記録しなかった。今世紀のW杯でこれが起こるのは初めてのことだ」と紹介した。

 海外ファンからは「なんて退屈な試合だ」と“塩試合”を指摘する声も上がった一方、「興味深い」「退屈ではなかった」「でも、ゲームは緊迫していた」と様々な反響が集まった。28日の次戦は韓国がガーナと、ウルグアイがポルトガルと対戦する。

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