岸田文雄首相は24日、参院選遊説中の7月に銃撃され亡くなった安倍晋三元首相の写真展を見学した。首相は鑑賞後、記者団に「暴力によって民主主義を封殺するようなことを二度と起こしてはならないと改めて強く感じた」と感想を述べた。
写真展は、東京タワー(東京都港区)で開催され、安倍氏にまつわる写真約150点が展示されている。首相は約20分間見学した後、「見ていく中でなんとなく安倍元首相と対話しているような気持ちになった。政治家として大きな足跡を残し、人柄も魅力的な人物だったと感じた」と話した。【源馬のぞみ】