
11月に入りイノシシのわな猟、銃猟が解禁され、福井県おおい町名田庄地区の料理旅館などで冬の風物詩「ぼたん鍋」に使われるイノシシの入荷が始まった。旅館では「脂がしっかりと乗っている」と旬の味に太鼓判を押している。
ぼたん鍋は、イノシシ肉や野菜をみそなどで味付けして煮込んだ鍋料理。薄切りにした肉をボタンの花のように盛り付けることから呼び名が付いたとも言われている。
同町名田庄久坂の料理旅館「新佐」では、25日までに2、3頭のイノシシを入荷した。イノシシが食べるドングリなどのエサが豊富なことから脂の乗りが良く「寒さが増す12月ごろにかけてさらに脂が多くなる」と同旅館の栗原正夫さん(74)は期待を寄せる。
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