
最大級の海賊版電子書籍サイトが突如閉鎖、「現代版アレクサンドリア図書館の放火」と嘆く声
インターネット最大の海賊版電子書籍データベースの 1 つである Z-Library は、1000万冊を超える電子書籍と8600万件を超える学術記事を提供しており、毎月数百万人のアクセスがありました。
ユーザーは一定数の書籍を無料で利用できるほか、有料でより多くの本を取得するなど追加のオプションを選択できました。
学生や教育についてのデータを収集・研究しているEducation Data Initiativeによると、アメリカの大学では教科書の価格が1977年から2015年にかけて1041%上昇しており、平均して約32%安価な電子版の教科書が広まったことでコストが削減された面もあるものの、多くの学生にとって教科書にかかる代金が大きな負担となっています。
そのような理由から、Z-Libraryは多くの大学生が頼りとしていましたが、突如閉鎖したこともあり「アレクサンドリア図書館の放火が現代に起こったかのようです」などと嘆く声が挙がっています。
https://gigazine.net/news/20221107-z-library-down/