27日は、ロシアで「母の日」です。家庭で母親への感謝を表す日にしようと、1998年、当時のエリツィン大統領が11月の最終日曜日をロシア独自の「母の日」に制定しました。ロシア大統領府は11月25日、「母の日」を前にプーチン大統領が兵士の母親たちと面会した映像を公開しました。

このなかでプーチン大統領は「国を支える基盤は母親だ」とたたえ、ウクライナの戦地に子どもたちを送り出すことに理解を示しているとして謝意を示すとともに、兵士たちへの支援に力を入れる姿勢を強調しました。

軍事侵攻に対する国民の理解を得て、予備役の動員などに対する不満や反発を抑えたいねらいとみられます。

一方でプーチン大統領は「誰でもいつかは死ぬものだ。問題はどう生きたかだ」とも述べ、祖国のために戦死することを正当化したとも受け取れる発言を行いました

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221127/k10013904981000.html