世界2位のベルギー、モロッコにまさかの黒星を喫し本国で暴動が発生 警察が催涙ガスなどで応酬【カタールW杯】

11/28(月) 5:49配信

◇27日 サッカーW杯カタール大会 1次リーグF組 ベルギー0―2モロッコ(ドーハ)

初優勝が期待されるベルギー(FIFA世界ランク2位)は、モロッコ(同22位)にまさかの
ジャイアントキリングを食らい、敗戦。ベルギー本国で民衆による暴動が起き、
警官隊が催涙ガスなどで応戦する事態に発展した。27日の英紙デイリーメールなどが報じた。

大番狂わせに終わった直後、怒れる民衆が爆発した。ベルギーの首都ブリュッセルや
アントワープなどで複数の暴動が発生。車などがレンガで破壊され、火が放たれたという。

ブリュッセルでは、数十人の暴徒に投石などで攻撃された警官隊が、
催涙ガスや暴徒鎮圧用の高圧放水銃などで応酬。ダウンタウンの一部が封鎖され、
地下鉄やトラムも警察命令により運行を一時ストップした。

当局によれば、ブリュッセルでは1人が顔面を負傷。複数の暴徒が当局に拘束された。
ブリュッセルのクロース市長は「サッカーファンは騒動の間、市の中心部に行かないでほしい」と声明を発表した。(写真はAP)

https://news.yahoo.co.jp/articles/1e75b2b71ae81207e88ff6b25f5e186c254431f8