ソニーが、中国の開発会社を支援するプログラム「China Hero Project」への投資を強化予定

ソニーが中国のビデオゲーム開発会社への投資をさらに増やし、パンデミックの影響でしばらく中断していた「China Hero Project」を再開する予定であることがわかった。
ロイター通信によると、ソニーは、マイクロソフトなどの競合他社に対抗するため、中国でのゲーム開発を支援するプログラムを拡大する予定だという。ソニーの中国ゲーム制作ディレクターのバオ・ボーは、このプログラムで各ゲームに100万元超(約2000万円)を投資し、大小問わずすべての開発チームに資金を提供すると述べている。

ソニーはコンソールにおける独占契約を結んだ『原神』で大きな成功を収めた。

マイクロソフトは同作をXbox独占タイトルにできなかったことを後悔していると伝えられており、これを受けて、現在は協力できる中国ゲーム開発会社をさらにスカウトし、Xbox Game Passの大規模なサービスでそうした開発会社を引き込もうとしていると報じられている。

China Hero Projectからは、『ANNO: Mutationem』や『フィスト 紅蓮城の闇』といったゲームがすでに発売されている。

「第3期のスケールは前2期をはるかに上回るものになります」とバオは語っていた。

https://jp.ign.com/lost-soul-aside/64094/news/china-hero-project