秋田県は28日、8月の大雨被害の対応に当たっていた職員が、上司からパワハラを受けたとの遺書を残して同月に自殺していたと発表した。県はパワハラを繰り返したとして、地域振興局建設部の50代の男性部長を減給10分の1(3カ月)と降任の懲戒処分とした。

 県人事課によると、自殺した職員は「先週の大雨以来、ちょっとしたことで部長の信頼を損ねてしまい、屈辱的な言葉を吐きかけられ、無視される」などと遺書に記した。8月15日に職場敷地内で自殺した。

 遺書には他に「河川の窓口である自分が河川のことを無視されるのは耐えられない。自分は何のためにいるのか」などと書かれていた。

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