『Dappi』の投稿、1人でできた？「投稿者は77％出社していた」と原告側主張（第7回口頭弁論）

これまでに被告側は、従業員が投稿していたことは認めたものの、「私的にやったこと」などと主張。
一連の投稿は、会社とは無関係だと反論している。
一方原告側は、『Dappi』の投稿は平日に集中し、土日にはほとんど投稿がなされていないことなどから、
「投稿の頻度や内容からして、勤務時間内に片手間にできるものではない」と主張している。

原告側代理人も記者団の取材に応じ、Dappiの投稿について、Twitter社から開示された
2020年11月17日〜2021年1月27日の72日間のうち、少なくとも37日分が被告企業の
IPアドレスからアクセスされていたことを明らかにした。

この期間の平日は48日間あり、「被告側は『テレワークを推進していたので出社していたのは平均2、3人だった』
としているが、投稿者は77％の割合で出社していたことになり、『投稿は1人でやった』とは
根拠づけられないのではないか。オフィスで周りが気づかないのも不自然だ」と述べ、
投稿は会社の業務としてやっていたと主張していく方針だ。

また、原告側代理人によると、投稿者が受けていた「減給3ヶ月の懲戒処分」について、
月給110万円から99万円への11万円の減給だったという。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_637ef3dfe4b06ef4a540e40f