Arm再上場へ。NVIDIAへの売却断念とソフトバンクGの事情
西田 宗千佳
2022年2月14日 08:15

ソフトバンクグループは、2022年3月期第3四半期決算とともに、かねてから進めていたNVIDIAに対するArm(アーム)の売却を断念したと発表した。
Armは2022年を目標に、ソフトバンクGから再上場を目指す。

8日、ソフトバンクGの孫正義・会長兼社長執行役員は、決算の説明もそこそこに、Armに関する話題を熱心に解説した。記者からの質問も、主にそこに集中していた。

Armが大きなシェアを持ち、極めて重要な企業であることは疑いない。同時に、NVIDIAも重要な企業だ。その企業同士の合併に「待った」がかかったことは、どう評価すればいいのだろうか。

そして、単独での再上場を目指すArmは、これからどのような立場になっていくのだろうか。

「Armアピール」の場となった決算会見
https://www.watch.impress.co.jp/docs/series/nishida/1387934.html