Xマス「日本はこの2年で一般化」福島刑務所が謎見解 受刑者のカード購入一転して認める
11/29(火) 6:00配信

 2020年に受刑者のクリスマスカード購入を許可しなかったとして、福島県弁護士会が購入制限の廃止を勧告していた問題で、福島刑務所(福島市)が購入制限を廃止したことが分かった。決定は16日付。「(2年前と)時勢が変わった」などと理由を説明している。

 福島刑務所の担当者は「カード購入に関する方針は年度ごとに決定しており、勧告とは関係ない。元々日本人は年賀状、その習慣がない外国人はクリスマスカードということで始まったと思うが、日本でもクリスマスが一般化した時勢に応じて判断した」と説明した。

 県弁護士会の勧告は10月31日付。30代の男性受刑者=当時=が20年、娘宛てにカードを購入しようとした際、刑務官が購入を許可しなかったのは「人権侵害に当たる」としていた。

 県弁護士会によると、刑務所の規定は、購入者の条件を「クリスマスカードが一般的慣習として認められている国の国籍を有すること」とし、同所は「日本は該当しない」と判断していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/283c6abd9aaa158a1ffea15b02f7a24650440d66