https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20221127/4000020405.html
広島刑務所で５年ぶりに矯正展
中国地方の刑務所などで受刑者が作った木工製品などを販売する「中国地区矯正展」が広島市の広島刑務所で開かれました。
矯正展は、受刑者の社会復帰に対する理解を深めてもらおうと開かれていて、新型コロナの影響などで広島刑務所では５年ぶりの開催となりました。
中国・四国地方を中心に各地の刑務所で受刑者が作った家具や革製品など８３００点余りが販売され、訪れた人たちが次々と買い求めていました。
広島刑務所はことし、全面的に建て替えられ、会場では、受刑者の部屋を再現したスペースや食事の展示も行われました。
広島刑務所の平井良樹処遇部長は「受刑者が社会に戻った時に受け入れる体制ができていないと、また、戻ってくることになる。再犯をしないことが社会の安全につながることを理解してもらいたい」と話していました。
矯正展での売り上げの一部は犯罪被害者の支援にあてられるということです。
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