保育園で園児に暴言・ファイルで叩き泣く様子の撮影も 女性保育士3人は退職へ 静岡・裾野市

静岡県裾野市にある保育園で、保育士3人が1歳児に対し「ブス」と言ったり、おもちゃ置き場に閉じ込めたりする行為を繰り返していたことがわかりました。
保育士3人はすでに退職などが決まっています。

雨宮帆風記者 「今年8月までの約2カ月にわたって、保育士が園児をファイルでたたくなど不適切な保育が行われていたということです」

裾野市の「さくら保育園」では、今年6月から8月にかけ保育士3人が複数の1歳児に対し、「ブス」という暴言を吐く、おもちゃ置き場に閉じ込める、ズボンを無理やり脱がせる、ファイルで叩く、泣いている様子を撮影するといった行為をくり返していたということです。

職員の報告で発覚すると、園は市に相談し調査委員会で調べてきました。

さくら保育園・櫻井 利彦 園長 「しつけの一環としてやっていたところが(あった)。いきすぎだと思いますし、子供も泣いています。そこにいた子供たち全員がなんらかの精神的な影響は受けていると思いますので、すべての子供が被害者だと思っています。絶対にあってはならない行為だと思っています。それもすべて私の管理不足だと思っています」

1歳児のクラスは全員合わせて23人で、不適切な対応をしていたのは30代と40代の女性保育士3人でした。1人はすでに退職し、2人は今後の退職が決まっています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9e40d3e36f970c17b377991f90605f0c3b34a093