【独自】「献金は自らの意思で行った」信者にサイン要求 被害者救済法案の裏で
12/1(木) 11:46配信

旧統一教会が2か月ほど前、富山県の信者に対して、「献金は自らの意思で行った」とする誓約書にサインをさせていたことがわかりました。教団の献金が社会問題になった後に行われていて、献金の返還阻止が目的とみられます。

富山県に住む元信者の女性。先月、旧統一教会を脱会しました。6年前に入信し、これまでの献金や物品の購入はおよそ2500万円。女性は2か月ほど前、教会の区域長らから誓約書へのサインを求められたといいます。

元信者の女性

「これ書いてほしいって言って持ってこられたんですね。私は強制されて献金したのではなくて、自分からすすんでしたような」

誓約書は過去の献金などについて、「自らの意思で行った」とする内容だったといいます。女性は現在、誓約書の撤回を求めていますが教団側は応じていません。

霊感商法問題に取り組む弁護士は、献金の返還阻止が目的ではないかとしています。

一方、旧統一教会は誓約書について、「把握していない」としています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6cb9518fbcc43c6ec15ec0f68f5b20c98506204b