障害者週間に考える 「野放しにするな」「きもい」…街で障害者や家族への中傷はいまだに〈dot.〉(AERA dot.)
https://news.yahoo.co.jp/articles/770f1c97f6f17eb2e8963bcafd0d10d22f52712c

(前略

障害の中には、「目に見えない障害」と呼ばれるものも多くある。発達障害や、脳外傷などが原因で発する高次脳機能障害、注意欠陥多動性障害(ADHD)などがそれに当たる。

一見して健常者との違いが分からず障害に気付いてもらえないため、何かが上手にできなかったり、失敗したりすると、「ふざけてる」「いいかげんな人」など、当事者の人格攻撃につながってしまうケースが少なくない。

「こういう精神障害者が、大人になったら犯罪者になるんだぞ」
「街に野放しにするな」
「だまらせてください」
「きもい」

東京都に住む古里亜矢子さん(41)は、息子と外出中にこんな言葉を投げつけられた経験を持つ。翔大君(10)は自閉症と重度知的障害がある。

例えば、駅で大好きな電車を見ているときに大きな声をあげたり、通院のため電車内で好きな本を読んでいるときに、「うー」とうなるような声をあげることがあるが、そんな時にだ。

(後略