防衛省は、南西諸島防衛の中核となる新たな部隊として、陸上自衛隊に「沖縄防衛集団」を創設する検討に入った。
現在の陸自第15旅団(那覇市)に部隊を追加配備し、2027年度までをメドに組織を新編する。
複数の政府関係者が明らかにした。月内に閣議決定される防衛力整備計画(現・中期防衛力整備計画)に創設方針を盛り込む方向だ。

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沖縄防衛集団は、有事に住民を避難させる国民保護の強化や、有事に偽情報を拡散し、住民の動揺を狙う「認知戦」への対処も担う見通しだ。
国民保護では、地方自治体との連携を緊密にし、役割分担などを明確にする。認知戦に関しては、情報収集・発信体制を整えることを目指す。

https://www.yomiuri.co.jp/politics/20221203-OYT1T50113/#r1