キャンプに参加したあざとい女子、一夜にして男性陣から引かれたワケ

あざとい新入部員に男子はチヤホヤ
今回お話を聞いたのは、建築デザイン会社に勤める佐智子さん(仮名・30歳)。佐智子さんの会社にはアウトドア同好会があり定期的にキャンプ会が催されています。佐智子さんも楽しんで活動に参加していましたが、ある日、そんな同好会に1年後輩のK子さんというかわいい系女子が入ってきたそうです。
「少し舌足らずな話し方が特徴的な子で男子からの評判も上々なんですが、どうにもあざとさの匂いが漂う子でした」
佐智子さんの予想通り、周りの男性社員はそんなK子さんに興味を示し、手伝う必要のない余計なことまで手助けしていたそうです。長女の佐智子さんは、甘えん坊キャラのK子さんに時々イラっとするようになったといいます。
「ま、私もあざとい自分を演じて周りからチヤホヤされてみたいと思ったりもするのですが、どう考えても自分のキャラじゃなくって……だから少し彼女へのひがみもあったのかもしれませんね」
そんな中、久しぶりのキャンプが開催されることとなったそう。佐智子さんは家が近いので、途中K子さんを車で拾っていくことになりました。少し早めにK子さんの家に到着した佐智子さんは家の前で待っていると、彼女はハイブランドのパンプスで現れたといいます。
「思わず車から出て、そんな靴ではダメだからスニーカーに履き替えてくるように指示を出したんです。『かわいくってお気に入りだから選んだんですぅ』と説明してきましたが全面却下しました」
その後は特に会話もなく現地に到着した佐智子さんとK子さん。すでに同僚男性たちは到着済みだったそうです。急いで荷物などを運び入れ、佐智子さんも設営などに取り掛かることにしました。ところが、そんな重労働をしている佐智子さんの横でK子さんはなんと男性陣と自撮りをし始めたそうです。
翌朝K子さんの姿が消えていた
後片付けが終わり再び火を囲んだ面々でしたが、先ほどとは一転してK子さんが一人浮いた状態になっていたそうです。片付け前までのノリは男性陣にはすでになく、むしろ佐智子さんとの会話がはずんでいました。するとさすがに場の雰囲気を察したのか、K子さんにはさきほどまでの元気さはなかったといいます。
その後テントで一泊し翌朝気がつくとK子さんの姿はなかったそうです。そして代わりに「用事を思い出したので先に帰ります」と置き手紙があったそうです。
「さすがに心配になったので電話してLINEも送ってみたんですが、向こうからの反応は一切ありませんでした。翌週出社しても、そこにK子さんの姿はありませんでした」
その数日後、佐智子さんはK子さんの行方を上司に確認したそうです。すると、K子さんの代理人から退職届が出されていたことがわかったそうです。

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