【四日市】5日午前9時半ごろ、三重県四日市市水沢町の滝の下で、愛知県江南市高屋町の滝正和さん(72)と妻の保子さん(76)が倒れているのを民間の山岳救助隊が発見し、四日市西署に連絡した。2人は駆け付けた署員らにより、まもなく死亡が確認された。

同署によると、2人は先月28日、三重、滋賀両県にまたがる鎌ケ岳(標高1161メートル)の登山に出かけたとみられる。2人が帰らないことから、家族が同30日に110番。同署の山岳警備隊が今月1日から捜索していたが、当時は見つかっていなかった。

保子さんは先月29日に「下山中」とのメールを家族に送信していた。2人の頭や体に強く打った痕があるという。同署は2人が下山中に登山道から外れた後、高さ約20メートルの滝付近から誤って転落した可能性があるとみて、死因などを調べている。

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