「食後に皿を重ねる」「宿の布団を畳む」は小さな親切大きなお世話の『迷惑行為』だった
2022年12月9日 6時0分

週刊女性PRIME

あなたは大丈夫? ありがた迷惑な顧客

 SNS上では『その道のプロ』による「ありがた迷惑な顧客」に対する悲鳴が後を絶たない。

「布団やベッドは使用したままのグチャグチャの状態がいちばんいいんです。浴衣もシーツもタオルも畳んでもらっても結局は全部ほどいてから洗濯に出します。特に布団が丁寧に畳まれて押し入れに入っているとガッカリしますね。汚れや破損の有無、忘れ物などをひとつひとつ確認をして、それから畳んで入れるので二度手間です」

 宿泊施設でベッドメイクの仕事をしている静香さん(仮名・40代)がこう明かす。

 長年の習慣なのか「敷きっぱなし」「脱ぎっぱなし」は落ち着かないというのが日本人のサガ。良かれと思ってきちんとすればするほど従業員の手を煩わせるのだ。

「お部屋にお布団があると落ち着かない、という方は二つ折りにして部屋の隅に置いていただくだけで構いません。チェックアウトのお時間までゆっくりしていてください」(静香さん)

https://news.livedoor.com/article/detail/23345203/