
■「ブルーライトとかWi-Fiとかも肌への悪影響になっちゃうんですよ」
ゆうこすは11月下旬に行った動画配信で、自らプロデュースするスキンケアブランド「YOAN」の限定スキンケアセットを紹介。そのなかの「BQミストローション」という化粧品を紹介する際に「実はブルーライトとかWi-Fiとかも肌への悪影響になっちゃうんですよ」と発言し、同商品に含まれる成分「RCバリアコンプレックス」が“ガードしてくれる”と説明していた。
しかし11月30日に、皮膚科専門医で医療系メディア「Lumedia」の編集長・やさひふ氏が、《実際はwi-fiが人体へ有害という適切な根拠はありません。身近な物への不安を煽り、対応策として自分の製品を売るのはよくある手口です…》とTwitter上で指摘。やさひふ氏のツイートは1万件以上リツイートされ、波紋が広がることに。
騒動を受けてゆうこすは、《申し訳ございません。Wi-Fiじゃなくてブルーライトのみでした、、私の言い間違えでした ご指摘ありがとうございます!upしたYouTubeは削除しておきます ブルーライトの方はエビデンス取っております!》と釈明のツイートをしたのだった。
その後、問題視された動画は削除され、なぜか“釈明ツイート”も削除された。いっぽう12月1日21時時点で、公式サイトの商品ページには“言い間違い”のはずだが、《光老化の原因となり得るブルーライトやWi-Fi から保護する成分を配合し、現代女性の味方に》という紹介文が。
そして翌2日、ゆうこすはTwitter上に声明文を発表。一連の騒動を謝罪し、次のように釈明したのだった。
《普段の環境から受けるストレスをケアしたい、そういった目的を含む化粧品を開発したいという思いがあり、そのストレスの原因となる事柄の説明に、誤解を招く表現をしましたことは重く受け止めております。ご指摘のあった箇所に関しましては、皆様よりいただいたご意見を真摯に受け止め、各機関からご指導いただき混乱を招かぬよう各所速やかに対応をすすめて参ります》
現在では商品ページの紹介文も、《環境や乾燥などの外的ストレスを保護するRCバリアコンプレックスを配合し、現代女性の味方に》と修正されている。
「誤解を招く表現をした」と釈明したゆうこすだが、実際にWi-Fiやブルーライトは肌に有害なのだろうか? 本誌は「YOAN」を運営する株式会社KYUに取材を申し込んだが、「個別での回答を差し控えさせていただいております」とのことだった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0fa887150c97123702de3713ed7202db7ee8992