https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221210/k10013919161000.html
世田谷一家殺害事件 まもなく22年 現場近くで情報提供呼びかけ
東京 世田谷区の住宅で一家4人が殺害された事件からまもなく22年になるのを前に、現場近くでは10日、警視庁の捜査員がチラシを配るなどして情報の提供を呼びかけました。
2000年の大みそか、世田谷区上祖師谷の住宅で、会社員の宮沢みきおさん（当時44）、妻の泰子さん（当時41）、長女のにいなちゃん（当時8）、長男の礼くん（当時6）の4人が殺害された事件は、未解決のまま、まもなく22年となります。
10日は警視庁の捜査員50人余りが現場近くの成城学園前駅などで、犯人の特徴などが書かれたチラシやマスクを配って情報の提供を呼びかけました。
チラシを受け取った70代の男性は「現場の近くに住んでいて、発生当時から不安な気持ちがあります。早く解決してほしい」と話していました。
成城警察署の早川直敬署長は「未解決のまま22年が経過しようとしていることを重く受け止めている。今だから話せることがあるという人もいると思うので、僅かな情報でもちゅうちょなく寄せてほしい」と話していました。
事件に関する情報は、成城警察署の捜査本部で受け付けています。
