児童性的虐待凶悪犯チョ・ドゥスンが出所、韓国市民の訳ある怒り

懲役12年を言い渡されて世間と隔離されたチョ・ドゥスンが、また子どもたちがいる地域社会
で生活をすることになった。彼の意向で元々住んでいた京畿道安山市(キョンギド・アンサンシ)に
戻ることが伝えられ、該当地域では不安と混乱が深まっている。「チョ・ドゥスンが来られないよう
にしてほしい」という抗議が青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)と安山市に殺到した。
安山市と関連当局はチョ・ドゥスンの帰還を控えて各種補完策を発表した。安山市はチョ・ドゥスン
居住地周辺に防犯カメラ数十台を追加で設置する。特殊戦司令部要員、元テコンドー選手など武道実務官
6人を含む12人の警察が巡察活動をする。

電子足輪を付けたチョ・ドゥスンは1対1保護観察対象として24時間監視され、7年間GPS付き電子足輪
の着用義務と性犯罪者情報公開サイトに5年間の身元公開が義務付けられている。

ナヨン事件(チョ・ドゥスン事件)

2008年12月11日8時30分、当時56歳の男性チョ・ドゥスンは酒に酔ったまま、安山市檀園区の教会の
前の路上で小学校へ登校中の当時8歳の女児を発見し、女児を教会のトイレに連れ込んだ。
ドゥスンは性器を露出し、舐めるように要求したが拒否されると頭と顔面を集中的に殴るなどし、気絶し
ないように髪を持って便器に押し込み窒息拷問を行った。その後首を絞め完全に気絶させ、数回強姦と肛門
性交を行い、肛門に1回、膣に2回射精をした。ドゥスンは射精後に発覚を恐れ便器で使う器具を女児の
肛門に無理矢理入れ精液を吸い取ったため、脱腸するなどして女児の腸が壊死した。また頭部なども便器の
水で洗ったため、視力低下と鼻腔炎、内耳炎を引き起こし、ドゥスンは水道水を流しっぱなしにしたまま女児を
放置し立ち去った。
女児は鼻骨骨折など最小でも全治8週間の怪我と腸の壊死により肛門と膣の80%を失うなどの身体障害を負った。
その後ドゥスンは逮捕され無期懲役を求刑されたが、前科17犯かつ強姦致傷罪の前歴があるのにも関わらず、飲酒により
判断能力が低下していた酩酊状態だったとして、韓国刑法10条2項「酒酔減軽」が適用され懲役12年が確定した。

https://japanese.joins.com/JArticle/273304