-宮台さんは右からはサヨク、左からはウヨクと呼ばれる

宮台「その手のバカは相手にもしてない。党派性の中で死んでるように生きてるバカは」

-死んでるように生きてるバカ(笑)

宮台「そもそもさ、人間というものは様々な矛盾を内包した複雑な存在なんだ。バカは、その複雑と向き合うだけの知性と勇気が欠けている。だから人間を党派という単純な鋳型に流し込み、出来た鋳物を相手にするわけ」

-宮台さんを悪くいう人は、宮台さん自身ではなく、ボクの考えた宮台を攻撃しているわけだ

宮台「その”ボクの考えた宮台”が、あまりにレベルが低すぎてさ。自ら知能の低さを証明しちゃってるんだよ(笑)」

-属する党派をもって自己の誇りとしてる人もいるね

宮台「ばっかじゃねえの(笑) リベラルだ保守だと名乗ることで、自分が何者かになったつもりでいるわけでしょ。どんだけ自分が無いんだよお前は(怒) 気持ち悪ぃな」

-世界的に党派による分断が深刻になっている。党派に自己の存在意義を見出す人がいても仕方がないんじゃないか

宮台「勿論そいつが救われるのであればそれでいい。やっすい宗教に入って、生まれ変わりましたと言ってるのと同じだけど」

-(笑) ある意味、政治が宗教になってる

宮台「政治と宗教の境界は、はっきりさせとかないといけない。フーコーは、人間の内面の在り方までをも規定しようとする権力のことを、旧来型の行為の外形のみを規定する権力と区別して"生の権力"と呼んだ。宗教化した政治は、この生権力を招来しかねない」

-政治の宗教化は、新しい全体主義を生みかねないと。党派性を離れて個人はどう生きたらいいのかな

宮台「安易に自己の外側にある何かに頼るな。他の誰のものでもないお前の一回限りの人生を精一杯生きろ。そんな当たり前の結論になるよね」

-今日は熱いね、先生(笑)