石井竜也 「カールスモーキー」で呼ばないで…「恥ずかしいんですよ、歌ってて」(スポニチアネックス)
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石井竜也 「浪漫飛行」に隠された事実「よ~く聴いてみて下さい」(スポニチアネックス)
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(前略

メンバーの多くがファンクなどブラックミュージックが好きだった米米CLUB。それだけに、「“ポップスみたいなのはちょっと違うよね”みたいな、そういう感じだったんです」と、同曲にはあまり乗り気でなかったメンバーもいたという。それでも、「周りを見てみると、そういう曲がヒットもしているし、そういうヒットも必要なんじゃないの?3枚目(のアルバムで)っていう」と、レコーディングすることが決まった。

レコーディングは米国で行った。「ロサンゼルスに行って、みんなでレコーディングしようっていろんな曲をレコーディングした中に、あの曲が入ってたんですよ」。その当日に、信じられないことが起きたという。「今日が『浪漫飛行』のレコーディングだという時に、誰一人レコーディングに来ないんですよ。嫌いだから。“3枚目に入れてもしょうがないんじゃない?”って言ってるんですよ。ロサンゼルスに行っても、ですよ?」と、驚きを口にした。

結局、石井だけでレコーディングはスタート。「歌ってるんだけど、一向に来る気配がないわけですよ。呼んで来ようと、ばっと開けたら、中庭でバスケットボールをやってる」。石井が「何してるの?『浪漫飛行』レコーディングしてるのに、何やってるんだよ?」と尋ねると、メンバーたちからは「いや、だって、できてるじゃん?」と返されたという。

ドラムのメンバーだけ一部手伝ってくれたというが、あとの音はプロデューサーがパソコンで入力した音を頼りに石井一人でレコーディングを続行。そのため、コーラスの声も全部、石井の声だという。「レコーディングは俺一人なんですよ。あれ、よ~く聴いてみて下さい。俺の声しか入ってないんです。“アーアー”とかやってる、“アーウーもの”のコーラスから、“アーウーオー”のみんなでやっている風な声まで、全部俺の声なんです」とぶっちゃけていた。