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円安とコロナ禍の影響で、風俗嬢を選択する女性が急増し、需要と供給のバランスが崩壊。
そして、この円安の波に乗るべく稼ぎの場を海外に移す彼女たちの実情を追った。

今、日本に見切りをつけた女性たちが、出稼ぎ風俗嬢として続々と海外に渡っている。
長年、彼女らの密着取材を行ってきた作家の酒井あゆみ氏は、現状をこう分析する。

「まず、コロナの影響や物価高で、夜の仕事も昼の仕事も関係なく『日本で稼げなくなった』というのが大きい。
なり手が多すぎて国内の風俗やパパ活相場も、相当値下がりしています。だからお金に困った素人だけでなく、
風俗嬢やキャバ嬢、AV女優などもこぞって、100万円以上のチップも珍しくない海外のいい風俗店や大富豪パパを探しに行くんです」

コロナの収束で、海外渡航しやすくなったことも影響し、円安で儲かると考える女性が急増。
都内でスカウト業を行い、女性の海外派遣を支援するアテンダーの金城氏もこう語る。

「今は女性から一日で20件を超える問い合わせがある。
派遣先はアメリカやオーストラリア、中国やイギリスなど多岐にわたり、急なカネが入り用で、面接の翌日に出国したいという人もいました」