「それでも私はマスクしません」ピーチ機運航妨害に問われた被告が言いたかったこと 着用拒否は差別か我欲か、法廷は異例の“厳戒態勢”
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別室からビデオリンクで証言したピーチ機の客室乗務員の女性は「マスクをつけないこと自体に問題はない」と話した上で、事件当時の様子をこう語った。「被告はマスクを着用できない理由を明確にしないまま、『あなたの対応は間違っている』と顔を30センチの距離まで近づけてきました。普通の人の距離ではないですし、大声で話していて飛沫が飛んでいるのも見えました」
事件から約1年、飛行機に搭乗できず「今でも男性に対して怖い思いがある」とも話した。検察官に被告に伝えたい思いを聞かれると、「どれだけ多くの人に迷惑をかけたのか。よく考えて反省してほしい」と声を詰まらせた。
“食堂事件”の店員女性は、証言台に置かれたプライバシー確保のついたてに守られ、姿は見えない。ただ証拠資料を示そうと検察官や弁護人がそばを通る度に、言葉を詰まらせ、憔悴ぶりは明らかだった。検察官から覚えていることを聞かれると「口からたくさんつばが飛んできた」と絞り出した。「大好きだった仕事が嫌になっている。常に恐怖を感じています」。涙ながらの証言に、法廷は静まりかえった。

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