予想より厳しい「半導体の冬」が少なくとも来年半ばまで続くとの予想が相次ぎ、
市場の不安が高まっている。サムスン電子、SKハイニックスは今年第4四半期(10-12月)の業績が
低迷するとの見方が示され、12日には両社の株価がいずれも1%前後下落し、
サムスン電子は株価は6万ウォンを割り込んだ。

【グラフ】サムスン電子とTSMC 今年の四半期別業績

 証券各社は、第4四半期のサムスン電子の営業利益が7兆ウォン前後で、前年同期(13兆8700億ウォン)の
半分にとどまると予想。SKハイニックスは第4四半期だけで1兆5000億ウォン前後の赤字を出し、
来年は5兆ウォン台の赤字が見込まれるとした。大信証券のアナリスト、
ウィ・ミンボク氏は「半導体メーカーが年末に在庫を最大限消化するために激しく競争し、
業況がさらに悪化している」と指摘した。

 問題はこうした状況が少なくとも来年半ばまでは続く可能性が高い点だ。市場調査会社のガートナーは、
韓国の主力であるメモリー半導体市場の規模が来年16%縮小すると予想した。
来年の世界半導体市場首位もサムスン電子ではなく、台湾積体電路製造(TSMC)と見込まれている。

■来年の半導体市場はマイナス成長

以下ソース
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/12/13/2022121380013.html